訂正内容詳細
本稿1ページに「その方法のひとつとして、Silverlightにアプリケーションロジックをまかせる方法を紹介します。」という記載がありますが、.NET Frameworkの役割とSilverlightの役割の区別がつきにくく、Silverlightがアプリケーションロジックをすべて実現するかのような誤解が広がるため訂正いたします。
また、2ページ目「今回のSilverlightの役割」冒頭でインピーダンスミスマッチの解消について解説していますが、インピーダンスミスマッチの解消は、正規化されたデータ表現を業務で扱いやすいオブジェクトにする際の作業となりますので、あわせて訂正いたします。

アプリケーションロジックと本稿で呼んでいる「業務ロジック以外の動作制御」の多くは.NET Frameworkが行います。.NET Frameworkの機能によってさまざまなサービスを提供でき、Silverlightはそれらのさまざまなサービスのクライアントを作成する際、生産性の高いテクノロジーとして利用することができます。
Silverlightでクライアントを作成すると、.NET Frameworkによって提供できるサービスを利用する部分の構築の生産性が上がるので、その分業務ロジックの構築に注力することができます。
本稿では、作業分担や共同作業の際の責任分担、単体試験の簡略化や部分リリースが可能な方法のひとつとしてSilverlightの生産性に注目した解説を行います。
訂正箇所は3箇所です。

(旧)
その方法のひとつとして、Silverlightにアプリケーションロジックをまかせる方法を紹介します。

(新)
その方法のひとつとして、.NET Frameworkによるサービスの構築とSilverlightによるクライアントアプリケーションの組み合わせの作成方法を紹介します。

(旧)
本連載では、Azure特有のアプリケーションロジックをSilverlightに任せる方法を紹介することで、アプリケーションレイヤーの分割を解説していきます。

(新)
本連載では、.NET Frameworkによるサービスの構築とSilverlightによるクライアントアプリケーションの組み合わせをAzureに移行する作業を通して、アプリケーションレイヤーの分割を解説していきます。

(旧)
データベース連携を行うことの多い業務アプリケーションでは、データアクセスレイヤーから正規化されたリレーショナルデータベースなどに接続して、取得したデータを業務ロジックで扱いやすいようにオブジェクトとしてクラス化します。さらにビジネスレイヤーで加工して、概念モデルというアプリケーションの画面に近い形のデータにします。これをインピーダンスミスマッチの解消と言います。

(新)
データベース連携を行うことの多い業務アプリケーションでは、データアクセスレイヤーから正規化されたリレーショナルデータベースなどに接続して、取得したデータを業務ロジックで扱いやすいようにオブジェクトとしてクラス化します。これをインピーダンスミスマッチの解消と言います。さらにビジネスレイヤーで加工して、概念モデルというアプリケーションの画面に近い形のデータにします。

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